意匠の同一とは、
互いの意匠が同一物品、かつ同一形態であることです。
同一物品とは、物品の用途および機能が同一であることです。
同一形態とは、見た目が同一であることです。
意匠の類似とは、
互いの意匠が、同一物品かつ類似形態(同一と類似)、類似物品かつ同一形態(類似と同一)、類似物品かつ類似形態(類似と類似)の3パターンです。
同一と同一であれば、上記の「意匠の同一」であり、物品か形態に非類似があれば、意匠の非類似となることを覚えておきましょう。
<意匠の類否判断手法>
1 対比する両意匠の物品を認定し、類否判断
2 両意匠の形態の認定
3 両意匠の共通点と差異点の認定
4 意匠全体としての類否判断