手に届きそうな資格は、基本的に独学で取得するのではないでしょうか。
なんといってもローコストですよね。
しかし、実はデメリットがあります。
このデメリットとは、間違った勉強法をしていると、
“時間の割には結果がでない”という最も効率の悪い勉強法になる可能性があるということです。
実際に参考書代しか出費がなくても、膨大な時間が失われることは金銭的に出費が出ているようなものです。
さらに、以下のようなデメリットもあります。
■参考書選びが必要
■わからないところを解決するまでに時間がかかる
■学習ポイントがわからない
■続かない
■学習ペースを自分で立てる必要がある
すなわち、以下のことができれば、知的財産検定の独学に向いています。
■良い参考書を選ぶことができる
■わからないところを時間をかけても解決してもよい
■学習のポイントを見切れる
■強い意志で続けられる
■学習ペースを立てることができる
特に知的財産検定を独学で学習するには、
学習のポイントを見切ることが重要です。
試験範囲は膨大であり、全範囲について同じように深く勉強すれば
学習時間が足りませんし、浅く勉強すれば合格は難しいです。
例えば、知的財産検定2級においては、
特許と著作権については広く重点的に学習し、
その他の法についてはそれよりは軽めに学習し、
各法律において合格に必要な知識を得ればOKです。
この合格に必要な知識は、通信教育や通学などの教育機関を利用するなら教えてもらえますが、
独学なら自分で分析する必要があります。
分析は、参考書の過去問を1,2回やればおのずとわかってきます。
自分に合ったものであり、合格に必要なポイントを網羅している参考書の選択が必要です。