知的財産検定は、2007年に「知的財産管理技能検定」へ国家資格となりました。
試験は、年3回(3月[1級なし]、7月、11月)実施。
1級(特許専門業務):知的財産分野のうち、特に特許に関する専門的な能力が求められる。
1級(コンテンツ専門業務):知的財産分野のうち、特にコンテンツに関する専門的な能力が求められる。
2級(管理業務):知的財産分野全般(特許、商標、著作権等)について基本的な管理能力が求められる。
3級(管理業務):知的財産分野について初歩的な管理能力が求められる。
<合格基準について>
■1級
学科:満点の80%以上
実技:満点の60%以上
■2級
学科:満点の80%以上
実技:満点の80%以上
■3級
学科:満点の70%以上
実技:満点の70%以上
<受験資格について>
■1級受験資格
学科試験:実務経験
実技試験:1級技能検定学科試験の合格者
■2級受験資格
学科試験と実技試験:3級技能検定の合格者、ビジネス著作権検定上級の合格者、実務経験など
■3級受験資格:知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者
詳しくは
⇒ 知的財産教育協会(受検資格)
<試験形式について>
■1級
学科:筆記試験(4択マークシート)⇒45問/100分
実技:筆記試験と口頭試問⇒5問/30分
■2級
学科:筆記試験(4択マークシート)⇒40問/60分
実技:筆記試験(記述式)⇒40問/60分
■3級
学科:筆記試験(3択マークシート)⇒30問/45分
実技:筆記試験(記述式)⇒30問/45分
<受検手数料>
■1級
学科:8,900円
実技:23,000円
■2級
学科:7,500円
実技:7,500円
■3級
学科:5,500円
実技:5,500円
<試験免除制度>
合格すると試験が行われた日の翌々年度まで合格した学科または実技が免除
詳しくは
⇒ 知的財産教育協会(試験免除制度)
<試験科目及びその範囲>
■1級(特許専門業務)
(学科試験)
・リスクマネジメント
・契約
・エンフォースメント
・資金調達
・価値評価
・関係法規
・特許専門業務
(1)特許戦略
(2)法務
(3)情報・調査
(4)国内特許権利化
(5)外国特許権利化
(6)特許関係法規
(実技試験)
・特許専門業務
(1)特許戦略
(2)法務
(3)リスクマネジメント
(4)情報・調査
(5)国内特許権利化
(6)外国特許権利化
(7)契約
(8)エンフォースメント
(9)資金調達
(10)価値評価
■1級(コンテンツ専門業務)
(学科試験)
・リスクマネジメント
・契約
・エンフォースメント
・資金調達
・価値評価
・関係法規
・コンテンツ専門業務
(1)コンテンツ開発戦略
(2)コンテンツ創造支援
(3)コンテンツ保護
(4)コンテンツ関係法規
■2級(管理業務)
(学科試験)
・戦略
・法務
・リスクマネジメント
・調査
・ブランド保護
・技術保護
・コンテンツ保護
・デザイン保護
・契約
・エンフォースメント
・関連法規
(実技試験)
・戦略
・法務
・リスクマネジメント
・調査
・ブランド保護
・技術保護
・コンテンツ保護
・デザイン保護
・契約
・エンフォースメント
■3級(管理業務)
(学科試験)
・ブランド保護
・技術保護
・コンテンツ保護
・デザイン保護
・契約
・エンフォースメント
・関連法規
(実技試験)
・ブランド保護
・技術保護
・コンテンツ保護
・デザイン保護
・契約
・エンフォースメント
<お申し込み方法>
■Web申込 または郵送申込
■試験の5ヵ月前から受付開始
申し込みはこちら
⇒ 知的財産教育協会
<合格率>
■1級
学科(特許専門業務):約17%[2011年11月実施]
実技(特許専門業務):約80%[2011年7月実施]
学科(コンテンツ専門業務):約17%[2011年11月実施]
実技(コンテンツ専門業務):100%[2011年11月実施]
■2級
学科:約20%[2011年11月実施]
実技:約50%[2011年11月実施]
■3級
学科:約80%[2011年11月実施]
実技:約80%[2011年11月実施]